本日、10月24日(木曜日)18時30分から第3回の症例検討会を熊本医療センター研修センターにて行います。

会員皆様の多数のご参加をよろしくお願いいたします。

症 例1 出題者 済生会熊本病院 木下 史暁 技師

患  者:80代 男性

現病歴:腹部膨満感を主訴に近医を受診。造影CTで腹部全体に無数の播種と思われる結節を認めた。CEA:2.5,CA19-9:12と正常範囲であった。原発不明癌として精査のため、EUS-FNAが施行された。

材 料:腹腔内腫瘍 EUS-FNA(経胃的穿刺)

選択  1 悪性リンパ腫  2 GIST  3 カルチノイド  4 腺癌  5 腺扁平上皮癌

症 例2 出題者  熊本総合病院 平岡 陽介 技師

患  者:10歳代 女性

主  訴:頸部リンパ節腫脹。圧痛なし。

現病歴:右頸部リンパ節腫脹に気づき近医受診。精査目的で当院に紹介、受診。周囲に1cm大のリンパ節も数個見られ、上顎洞炎も疑われるため耳鼻科へ紹介。

穿刺吸引細胞診施行。画像所見:長径5cmの境界明瞭な楕円形腫瘤。類表皮嚢胞が疑われる。

検  体:穿刺吸引細胞診標本と腫瘤捺印標本

選択肢  1 悪性リンパ腫  2 菊池病  3 反応性リンパ濾胞過形成  4 伝染性単核症  5 その他