第14回熊本県細胞診セミナー(テーマ:呼吸器)
日時:平成29年9月30日 土曜日 主催:熊本県細胞検査士会 共催:熊本県臨床細胞学会
講演参加64名、ワークショップ参加51名、懇親会参加31名
呼吸器をテーマに第14回細胞診セミナーを開催いたしました。講師には九州がんセンター病理診断科の田口健一先生、東京医科大学病院の三宅真司先生をお招きし、講演とワークショップをしていただきました。田口先生には『呼吸器の病理と細胞診ー最近の話題からー』の題で、肺がんに関する統計、診療ガイドライン、新分類の解説、免疫染色、遺伝子検査による個別医療など、幅広い内容を簡潔にわかりやすく教えていただきました。まや三宅先生には『新しい肺がん取り扱い規約を中心にー重要な組織型の細胞像ー』の題で細胞診に関する内容を中心に、検体について、判定の注意点、新分類に対応する細胞所見、重要な組織型に関する鑑別点(腺癌、扁平上皮癌、小細胞癌など)をわかりやすく説明していただき、後半ではワークショップのために多様な40症例の標本を準備していただきました。
その後の懇親会ではざっくばらんに、先生方と意見交換をさせていただき非常に勉強になる1日となりました。